コロナ禍の就活はどうなるの?
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、就活も大変に!
世界的に経済活動が停滞してしまい、企業業績の先行きが不透明な中で、2021年卒の就活・採用活動は大きな影響を受けている。
2008年9月に起きたリーマン・ショックや2011年3月の東日本大震災時には、株価の急落、相次ぐ企業の倒産、派遣切り、内定取り消しなど、負の連鎖が次々に起きてしまった。
今回の新型コロナウィルスも同じく、様々な影響が出始めています。
実際、新型コロナウィルスの影響で倒産を余儀なくされた企業は11月現在で700件を超えています。
このまま感染が収束しない場合、まだまだ倒産件数は増えるでしょう。
※2021年1月末の段階で倒産件数は1000件を超えました
当然、就活生の動きにもその影響は大きくでるでしょう。
安定を求める就活生の大手志向はどんどん進む可能性があります。
その結果、大手企業の倍率が高騰し、大手に人材が集中します。
コロナ禍の就活は、今まで以上に大手集中型になると思われます。
ただ、考えていただきたいのは、大手も大規模なリストラを行っているということ。
例えば大手銀行が9000人のリストラというようなニュースを最近目にしましたが、
9000人という人数は中小企業100社分の人数です。
100社分の社員を解雇するというのですから、その中に自分が入らない保証もありません。
だからこそ若い人には、これからの日本を担う気概を持って就職活動に挑んで頂きたい。
現在は就活生の大手志向が強く、大手企業に優秀な人材が集中しています。
しかし、日本の企業の99.7%は中小零細企業、70%以上が中小零細企業の社員なのです。
その企業群が元気にならなくては、日本の経済は良くなりません。
我こそこの企業の中心となって活躍して出世してみせる!という野望を持って、
自分の進む道を志してみてはいかがでしょうか。